相性(タイプ関係)の調べ方
ソシオニクスの入門案内(サイトの案内文。本文の記事は原典の訳)
ソシオニクスで「相性」にあたるのは、2つの型の間で情報がどう流れるかを記述した16種のタイプ関係です。関係は良い・悪いの二択ではなく、どの機能が相手のどの位置に当たるかで、心地よさや緊張が生じやすい場面を説明します。このページは、本サイトで2人の型から関係を調べる手順と、16の関係の見取り図です。
調べ方(3ステップ)
- 2人の型をソシオニクスの3文字コードで決める(MBTI の4文字をそのまま使わない。違いの説明)
- タイプ関係のページで「自分の型」「相手の型」を選ぶと、関係名・原典の定義・機能の位置の対応表・その組を扱う記事が出る
- 組ごとの専用ページ(例:ILE と SEI)で定義と対応表を読み、関係名のページ(例:双対関係)で原典の解説全文を読む
16の関係の一覧
ILE(ENTp)から見た例。各行の関係名のページに、原典の解説と、その関係にあるすべての組がある。
| 関係 | ILE から見た相手 | 一言 |
|---|---|---|
| 同一関係 | ILE(ENTp) | 同じ型どうしの関係で、情報の受け取り方が一致するため理解は早いが、互いの弱い面も同じになる。 |
| 双対関係 | SEI(ISFp) | 互いの強い機能が相手の弱い機能を補う関係で、ソシオニクスでは最も補完的な関係とされる。 |
| 活性化関係 | ESE(ESFj) | 同じクアドラの合理型と非合理型の組で、刺激し合って活動が活発になるが、疲れやすいともされる。 |
| 鏡像関係 | LII(INTj) | 同じクアドラで主導機能と創造機能が入れ替わった組。関心は近いが、やり方の違いが目につきやすい。 |
| 共鳴関係 | IEE(ENFp) | 主導機能が同じで創造機能が異なる組。出発点は似ているが、価値を置く方向が分かれる。 |
| 協力関係 | SLE(ESTp) | 創造機能が同じで主導機能が異なる組。共同作業はしやすいが、深い理解には至りにくいとされる。 |
| 準双対関係 | SLI(ISTp) | 双対に近いが完全には補い合わない組。惹かれ合うが、細部でかみ合わない場面が出る。 |
| 幻影関係 | IEI(INFp) | 一緒にいると気楽だが、目的に向けて協力しようとすると進みにくいとされる組。 |
| 超自我関係 | SEE(ESFp) | 互いの価値観が逆で、距離がある間は礼儀正しいが、近づくと本音が噛み合いにくい組。 |
| 消滅関係 | ILI(INTp) | 話題は合うが、相手の反応で熱が冷めやすい組。主導機能の情報要素が同じで向きが逆。 |
| 疑似同一関係 | LIE(ENTj) | 外から見ると似ているが、価値を置く情報要素が異なる組。 |
| 衝突関係 | ESI(ISFj) | モデルAで最も価値観が噛み合わない組とされ、互いの脆弱機能を相手の主導機能が刺激する。 |
| 監督関係(自分が監督者) | LSI(ISTj) | 非対称な関係で、自分の主導機能が相手の脆弱機能に当たる。自分が監督者の側。 |
| 監督関係(相手が監督者) | EII(INFj) | 非対称な関係で、相手の主導機能が自分の脆弱機能に当たる。相手が監督者の側。 |
| 要求関係(自分が要求者) | EIE(ENFj) | 非対称な関係で、自分の創造機能が相手の暗示機能に当たり、一方的に働きかける側になる。 |
| 要求関係(相手が要求者) | LSE(ESTj) | 非対称な関係で、相手の創造機能が自分の暗示機能に当たり、一方的に惹かれる側になる。 |
原典を読む:双対関係 / 衝突関係 / 監督関係 / 要求関係
向きのある関係(監督・要求)
16の関係のうち14は対称(A から見た B と B から見た A が同じ)ですが、監督関係と要求関係は非対称で、どちらが監督者・要求者かで体験が変わります。本サイトの組ページは「A から見た B」で書き、逆向きのページへのリンクを置いています。
クアドラと相性
同じクアドラの4型は価値を置く情報要素を共有し、互いの関係は双対・活性化・鏡像・同一のいずれかです。クアドラが隣接するか対角かで、超自我・衝突などの関係が決まります。クアドラのページに価値と所属型の一覧があります。
恋愛・ロマンス
恋愛に関しては、情報要素の組み合わせによる「ロマンス・スタイル」と、双対関係の各組を扱った記事があります。ロマンスと恋愛のセクションにまとめています。
原典を読む:ソシオニクス ロマンス・スタイルとは
注意点
- 型の判定が違えば、導かれる関係も違う。関係の記述が当てはまらないときは、まず型を疑う
- 原典でも、関係は傾向の記述であって、個人の努力や距離の取り方で体験は変わると注意されている
- 関係の快適さを数値で並べた記事(タイプ関係の快適度)もあるが、学派による違いがある
原典を読む:ソシオニクス タイプ関係の快適度
よくある質問
- ソシオニクスで最も相性がよい関係は何ですか?
- 双対関係が最も補い合う関係とされています。ただし原典でも、双対関係が常に心地よいとは限らず、型の判定が違えば関係も違ってくると注意されています。
- 最も難しい関係は何ですか?
- 衝突関係と、非対称な監督関係・要求関係に緊張が生じやすいとされています。それぞれの関係ページに原典の解説と、機能の位置の対応表があります。
- 同じ型どうしの相性はどうなりますか?
- 同一関係です。情報の受け取り方が一致するため理解は早い一方、弱い面も同じになるとされます。
- MBTI の型で相性を調べられますか?
- ソシオニクスの関係はソシオニクスの型で定義されるため、MBTI の4文字をそのまま当てはめると、特に内向型で別の型を見ていることになります。先に「ソシオニクスと MBTI の違い」をご覧ください。
- 256通りの組み合わせはどこで見られますか?
- 「タイプ関係」のページで2つの型を選ぶと、関係名・定義・機能の位置の対応・その組を扱う記事が出ます。各組には専用ページもあります。